米飴の良さを最も生かしやすいのが水分が多めのしっとりしたスイーツです。
砂糖よりもずっと甘さ控えめでもなめらかな口当たりとしっとり感が持続する美味しいレシピ、米飴のプリンを作ってみました。
簡単ですがシンプルな分、米飴の控えめながら豊かな美味しさと質感の特徴がよく分かるスイーツです。
材料は3つだけ。
- 卵 L 2個
- 無調整豆乳 250g
- 米飴 75~80g
お好みでカラメル風ソースを。今回はせっかくなのでカラメルソースも砂糖なし。玄米米飴と穀物コーヒーを合わせたものをかけています。
玄米米飴15gとインスタント穀物コーヒー粉小さじ1/2・お湯10gをよく混ぜてつくっておきます。
プリンの作り方
くわしい手順は後述していますが、まずはざっくりと説明しますね。
- 半量の豆乳を小ナベで人肌に温めて、米飴を溶かす。
- 割りほぐした卵と残りの豆乳・1をよく混ぜる。
- 網などで漉す
- 耐熱のココットなどに四等分して流し入れる。
- 大きめのフライパンに水を張り、フタをして30分ごく弱火で蒸す。
詳しい手順
米飴の扱い方と量り方
米飴はメーカーによって固さや質感が違います。
当ブログでは、価格的にも質感的にも使い勝手が良いミトクの米飴を使っています。
こちらの米飴はいわゆる水飴状なのですが、これをそのまま冷たい豆乳に入れてしまうと固まってなかなか溶けません。
固めの米飴を液体と合わせる場合、温めてからがスムーズに馴染みます。
特に気温が低い冬は固くなりやすいので、半量の豆乳を小ナベに入れて人肌くらいに温めます。
全量温めてしまうと、温め過ぎた場合に卵と合わせると先に火が通ってしまうのです。
せっかくの米飴のプリンならではのなめらかな口当たりが台無しにならないよう、ここは慎重に。
温めた半量の豆乳をナベに用意したら、電子はかりに瓶ごと乗せてゼロ表示にしてスプーンで巻き取り。
電子量りのグラムが巻き取った分マイナス表示になるので、それで量を見ます。
量ったらナベの豆乳と合わせてよく溶かします。
合わせてじっくり弱火で蒸す。
よく溶かした米飴豆乳液と、しっかり溶きほぐした卵・残りの豆乳を加えてホイッパーでよく混ぜます。
ここで面倒でもアミや茶こしなどで漉すと、なめらかでぷるぷる極上のプリンになるので是非漉してみてくださいね。
漉した卵液は耐熱ココットなどの容器に100cc強ずつで四等分して流し入れ、大きめのフライパンに水を張って蒸します。
下は少し浮くように網などで浮かせるか布巾などを敷き、じっくり弱火で30分ほど蒸して下さい。
ココットを揺らしてみて真ん中まで表面がピンと張ったようになっていれば蒸し上がりです。
フライパンから出して、そのまま冷まします。
常温まで冷めたら上にラップをかけて冷蔵庫へ。冷たければ当日も十分美味しいですが、翌日まで待つとさらにしっとり締まって密な美味しさです。
お好みでカラメル風ソースや、フルーツ・生クリームなどをトッピングします。
今回は、玄米米飴と穀物コーヒーのカラメルソースとイチゴと米飴だけで仕上げたコンフィチュールを添えて。
甘さが優しいので素材の美味しさが引き立ち、身体への負担を全く感じさせない軽さです。
素材の良さがストレートに出るので、ぜひ美味しい卵や豆乳を使ってみてくださいね!
冷蔵で三日位までが美味しいです。